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◎パリの一人旅は危険か。

問題はスリ。経済大国第2位の国から来た日本人は狙われやすい。 銀行カードよりも現金を持ち歩き、デパートで札束を平気でひろげるなど、すぐに目をつけられてしまいます。
避ける方法は、毅然として背筋をまっすぐ伸ばして、人と目が合わないように歩くこと。変な男性を避ける効果もあります。
筆者がパリに10年間住んでいた時、スリの被害に遭ったことはありませんが、ジプシーの子供に日本製の1,000円のリュックサックを後ろから引っ張られたことがあります。けっこう、すごい力でした。ジプシーは数人で来ますので、避けて通ってください。
メトロでスリにあった日本人の新婚カップル、初めてのパリで8万円の現金の入ったお財布を盗まれた旅行者、話はいろいろ聞きます。出来たら鍵付きのバッグが好ましい。けれども、もし、後ろからバイクで引ったくりにあったら、引きずられてしまうより、バッグを持って行かれた方が正解です。実際、命を落とした人、顔に怪我を被った話など聞いたことがあります。だから、バッグは斜めにかけないこと。でも、バッグを常に前に持ってくるように意識すること。
それと、現金よりも、国際クレジットカードは便利です。確かに、クレジットカードが盗まれる危険性もあるし、盗まれて、一旦使用停止にすると、今度は自分も使えない、という不安はあります。銀行か保険会社によっては、そういう時のための保障をしているサービスを提供しているような話を聞いたことがありますが。
人ごみを行く時は、バッグはできるだけ、常に前に抱えるように して歩く事。
パリの中でも、これを書くと、偏見になってしまうかも知れないけれど、19区、20区のメトロの中でバッグを切られてしまったフランス人の人も昔いました。
他にある不安は、タクシーにぼられる、カフェやレストランの人にぼられる場合もあります。フランス語が話せれば、そういうリスクは少なくなります。タクシーは通常、紙に書いた行き先を見せて、最初に、どのくらいで着くか、料金はどのくらいか確認してから乗ってください。その答え方で、ある程度、正直な人かそうでないかの判断がつきます。もし、怪しい、と思えば、いや、それなら、メトロで行くから、ノンメルシィ、と笑顔で断ることもできます。さて、逆に断られる場合もあります。近すぎて商売にならない、という理由がほとんどです。
私の出会ったタクシーの運転手の方も様々でした。そこの道は紛らわしくて、と文句を言いながら、運転して、あ、ぼるつもりかなあ、と思いながらも辛抱強く冷静に、幸い、道を知っていたので、私が誘導しながら自宅についたり。中国系のタクシーのお兄さんが運転していた時は、中国語の単語を聞いたりしながら楽しく送ってもらったり。別の中国系の運転手のお兄さんは、当時、仕事のし過ぎで体調不良だったのを気をつかってくださって、スムースな運転で送ってくださったり。フランス人の運転手の方とは、趣味の話をしたり。そういうナイスな運転手さんもたくさんいます。

ちなみに、言葉が全く通じなくても、正直な運転手さんは正直です。私がイタリアのミラノに行った時、イタリア語さっぱりわからなくてタクシーに乗って、あの時はちょっぴりお金あったんですね、出張の最後の日に手短にミラノ市内観光をしたい、とタクシーに乗ったのでした。英語が少しわかるタクシーの運転手さんに英語で、I'd like to do sightseeing. と伝えて。 親切でしたよ。ちゃんとミラノのあの感動的な大聖堂も見ることができて。
ロンドンのタクシーのお兄さんも親切だったなあ。

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